こちらは、国立天文台と朝日新聞がハワイのマウナケア山で運用している「星空ライブカメラ」が現地時間2023年1月18日に捉えた夜空です。満点の星空を背景に、青白い輝きを放つ渦巻模様が画像の中央左上に写っています。まるで渦巻銀河のようですが、それにしては星々と比べて明るく、また見かけのサイズも大きすぎるように思えます。
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星空ライブカメラは国立天文台ハワイ観測所の「すばる望遠鏡」のドーム外部に取り付けられている高感度カメラで、2021年4月からライブ配信が行われています(試験配信期間を含む)。次の動画では2023年1月18日未明のライブ配信の映像が抜粋されていますが、渦巻模様は現地時間4時40分~45分頃にかけての短時間だけ出現したことがわかります。
https://sorae.info/astronomy/20230128-flying-spiral.html
https://i.imgur.com/bETzitF.jpg