事の発端は、地元テレビ局「TNT」の人気番組で「シャック」が言い放った言葉だった。NBA優勝4回を誇るシャキール・オニール氏が「トップ10プレイヤーじゃなければ、オレはそいつのことを知らない。
ブレッツだかウィザーズの試合は見ないからな」と発言。ワシントンの旧称ブレッツを持ち出しながら、レイカーズ移籍直前の八村について知らないと語ったものだ。

 毒舌家としても知られるシャックの発言に噛み付いたのは、ネッツの名手ケビン・デュラントだった。この発言を紹介したネットニュースをツイッターで引用し、「シャキールはバスケを知らないのか?」と疑問を呈した。

 これに対してシャックも反撃。デュラントが運営に参加する米メディア「ボードルーム」公式ツイッターへのリプライとして、
「オレはバスケを知らないが、どうやって髪の毛を整えるか、薄くなってきた時に剃ることを決断するのか知っている。バスドライバーを常に愛している」と皮肉を炸裂させた。

 KDの愛称で知られるデュラント。2016-17シーズンから最強軍団のウォリアーズで優勝リングを2度獲得したが、
「バスドライバー(優勝チームを引っ張る中心選手)」ではなかったなどと批判を集めていることもシャックはネタにした格好だ。

 レジェンドのよもやの反応にデュラントも「まじかよ。シンプルな質問をしたはずがマズいことになったな」とたじたじのツイート。
八村を端に発したスーパースターのやりとりを米メディア「ブリーチャー・リポート」が「シャックがケビン・デュラントをいじる」と報じるなど、大きな波紋が広がっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bbb8fb152d2e506bb8e7648162adba1e9083b2dc