イーグルスがNFC決勝で快勝 4回目のSB出場 49ersの新人QBパーディーは1Qに右ひじを負傷
NFLプレーオフのNFC決勝が29日、ペンシルベニア州フィラデルフィアで行われ、第1シードで地元のイーグルス(東地区1位)が31―7(前半21―7)で第2シードの49ers(西地区1位)を下し、5年ぶり4回目のスーパーボウル出場を決めた。
イーグルスは前半で今季リーグ5位の1269ヤードを走破していたマイルズ・サンダース(25)が2つ(6ヤード、23ヤード)、ボストン・スコット(27)が1つ(10ヤード)のランTDをマーク。この時点で1924年にフランクフォード・イエロージャケッツ(1931年に消滅)がマークしていたレギュラーシーズンとプレーオフを併せたラッシングによるNFL年間最多TD記録(38)に並んだ。
さらに第3Qには今季のMVP候補、QBジェイレン・ハーツ(24)が残り1ヤードを押し込んで、NFLの単独新記録となる39回目のランTD。ハーツはパスでは今季自己最少の121ヤードの獲得にとどまったが、最後までミスを犯すことなくチームを勝利に導いた。
49ersがレギュラーシーズンから続けてきた連勝記録は12でストップ。ドラフト全体最後の指名選手(7巡目=全体262番目)ながらチームの快進撃に貢献してきた新人QBブロック・パーディー(23)は最初のドライブでサックされた際に右肘を痛め、このプレーでは自身初のファンブルも犯して流れを引き寄せることはできなかった。このあと昨年12月4日に契約したばかりのベテラン、ジョシュ・ジョンソン(36)がリリーフしたものの13回中7回のパス成功で74ヤードの獲得にとどまり、第2Q終盤には痛恨のファンブルを犯してこれがイーグルス3つ目のTDにつながった。
パーディーは第3Qの開始早々、タックルされて後頭部を強打したジョンソンに代わって復帰したもののほとんどパスは投げられず、先発8戦目で初黒星。わずか4回のパス成功で、獲得したのは23ヤードだった。
49ersの平均失点はリーグ1位の16・3だったが、その強力守備陣はこの試合で11回の反則を犯して罰退は84ヤード。リーグ2位だったラン守備(1試合平均77・7ヤード)でも148ヤードを許すなど、チームの“武器”を生かせないままに敗れた。シーズン途中でパンサーズから移籍してきたRBクリスチャン・マカフリー(26)が15回のキャリーで84ヤード(1TD)をマークしたものの、パス・オフェンスを事実上、絶たれたことで流れを引き寄せることはできなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/deade311224cee7c1b99d3343881babe4b45e163
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