罰当たりな悪ふざけ 仏像を蹴り飛ばしSNSで炎上(九州朝日放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/550948833a22812cded9aa03c5d68f34d2e136f8

度が過ぎるいたずらに言葉を失います。

暗闇の中、若い男性が仏像を何度も蹴り飛ばしています。

福岡県八女郡広川町にある13の仏を祀った「十三佛」で起きた、何とも罰当たりな行為がSNSで拡散されています。

「この先暗闇の中に空間があるのですが、階段を降りると複数の仏像が置いてあって、そのうち左側の数体が蹴られたり倒されたりしました」

「十三佛」とは亡くなった人の初七日から三十三回忌までの13回の法要を司る13体の仏さまを祀ったものです。

倒されていた仏像は既に元に戻されていますが、広川町によると、明治時代、博打が行われていた洞穴から、悪事を撤廃する誓いを立て設置された歴史があるそうです。

各地で清掃活動などを行っている団体に今月、この動画が寄せられ、SNSで発信すると拡散し、非難の声が相次ぎました。

現地はネット上で“心霊スポット”として紹介され始めてから興味本位で訪れる人が増え、中には車を道に止めっぱなしにしたり、近くの住人の敷地に勝手に止めたりとマナー違反者も多いといいます。

また今回のようないたずらなどもあとを絶たないそうです。

住人の女性「夏休みには晩に夜中にたくさん来る、遊びに。迷惑ほんとに。寝てから1時か2時、夜中にくる」

住人の女性「お地蔵さんが頭が無かったり悪さされてもう。正月はお参りしていたが、今は前のように行かなくなった」

警察も今回の行為を把握していて、器物損壊事件の可能性もあるとみて詳しい経緯を調べています。