燃料価格の高騰で東京電力は去年4月から12月までの9カ月間でこの期間では過去最大となる6500億円の巨額の赤字となりました。
東京電力は去年4月から12月までの9カ月間の決算を発表しこの期間としては過去最大の6509億円の赤字となりました。
ウクライナ情勢の影響で発電の燃料となるLNG＝液化天然ガスなどの調達費が大幅に増えていることが収益を圧迫しました。
こうした状況を受けて今年3月までの2022年度の業績予想も3170億円の赤字になる見通しを発表しています。
また、半分以上の家庭が契約する「規制料金」の値上げを政府に申請していて今月中にも審査が開始される見通しです。
テレビ朝日報道局
https://news.yahoo.co.jp/articles/54a2d93d46a5ba0148d4dd4f0735a1d6a2b5c3f9
東京ガスは３１日、２０２３年３月期の連結業績予想を上方修正し、売上高を前期比５６・７％増の３兆３７７０億円、純利益を約２・５倍の２３６０億円に引き上げた。いずれも過去最高。原料の液化天然ガス（ＬＮＧ）価格の高騰を反映して都市ガスの販売高が伸びた一方、長期契約による調達でコストを抑えた。
従来予想より売上高は１０４０億円、純利益は１１８０億円引き上げた。ウクライナ危機に伴うＬＮＧの需給逼迫リスクが年度内は一定程度解消され、割高な調達を抑制できると見込んだ。記者会見した南琢執行役員は「恐れていたような供給されないという事態は起きていない」と述べた。
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/202301/0016010225.shtml
