公明・山口代表「政府の取り組み足りない」 103万円の壁で指摘

山口那津男代表(発言録)

(配偶者の就業を阻害する要因とも指摘される『103万円の壁』『130万円の壁』について)税、社会保険料についての壁を意識して就業を調整してしまい、年末の繁忙期に働き手を確保できないという企業側の悲鳴が上がり、また壁なるものを何とかしてもらいたいという働く側からの声も上がった。

私も代表質問でそのことを問いました。総理は130万円については問題意識を持ってご答弁いただいたが、103万円には言及がなかった。私の問いかけはこの103万円の壁。特別配偶者控除などの制度を修正してかなり緩和をされて改正されているが、現場に十分に浸透していない。だからこれをもっと周知徹底する必要がある。

あわせてその壁を意識しないで、働けるような環境が作れないものか検討をしていく必要もある。そうした現場への意識の徹底、変えるべく制度の徹底や理解を進める、こうした点での政府の取り組みが足りないとあえて指摘させていただきたい。(党中央幹事会でのあいさつで)

https://www.asahi.com/sp/articles/ASR225Q70R22UTFK00W.html?iref=sp_new_news_list_n