岸田政権が昨年末に決めた防衛力の抜本的強化を巡る衆院予算委員会の議論が熱を帯びている。岸田文雄首相と全閣僚が出席する3日間の基本的質疑で、野党は安全保障関連3文書に保有が明記された反撃能力(敵基地攻撃能力)の具体像を明らかにしようと追及。しかし、首相は「安保上、適切ではない」と詳細な説明を避ける場面が多く、議論は深まっていない。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023020201095&g=pol