名古屋駅から乗車し、品川駅へ向かっていたという女性は「新幹線の中で寝ていたら急に失速しだして、ゆっくりになって止まったなと思ったら電気が消えた。13時ぐらいに予定があったので、せっかく東京まで出たのに2時間も遅れていたから『ちょっと』という感じ」と話した。

 窓からは、作業員がはしごを使って作業する様子も見えたという。停電してしまっていたため、トイレは流せない状態で、手洗い用の水も止まってしまった。

 さらには、駅のホームに降りるために他の新幹線の中を通った利用客もいたそうだ。

 今回停電した新幹線では、供給される電気が「電気の通り道」以外のところを通って地面に電気が流れてしまう、「地絡」と呼ばれる現象が起きた可能性があり、JR東海は詳しい原因を調べている。

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