「しもつかれ」と相性抜群のペアリング日本酒 栃木の酒蔵が販売
2023/2/4 12:30
栃木県那須烏山市の酒蔵「島崎酒造」は、2月の初午(はつうま)の日に無病息災を祈り食べる県の伝統食「しもつかれ」の独特な味わいを引き立たせる、同酒造の熟成酒をブレンドしたペアリング日本酒「下津家令酒(しもつかれざけ)」の販売を始めた。
同酒造は県の郷土料理「しもつかれ」のブランド力アップを目指す「しもつかれブランド会議」(栃木市)とともに、昨年4月から共同開発プロジェクトをスタートした。計3回のテイスティングを重ねて吟味し、複雑味がありうまみの強いしもつかれの個性を引き立たせる、まろやかな口当たりで、甘めですっきりとした味わいのペアリング日本酒を完成させた。
完成を祝い、1月下旬に同酒造の「どうくつ酒蔵」で、開発に関わったメンバーらを集めた完成披露会が開かれた。開発に協力した「ホテルエピナール那須 和匠ダイニング 菜す乃」(那須町)の荒井皇文(たかふみ)料理長(39)が創作した、なます寄せやいなりずしなどのしもつかれをアレンジした色とりどりの料理6品に舌つづみを打ちながら、下津家令酒とのペアリングを楽しんだ。
※略※
https://mainichi.jp/articles/20230204/k00/00m/040/071000c