https://news.yahoo.co.jp/articles/9eb211fdcf0566c022fa34fd5ff6245cbe07137f

国際情勢が緊迫化 大分空港で初めての爆弾テロ想定訓練 大分

ウクライナ侵攻など国際情勢が緊迫化する中、大分空港で2日、爆弾テロを想定した訓練が初めて行われました。

♪大分県警機動隊です!ーー

この訓練は、国民保護法に基づき大分県や国などが毎年実施していて、ことしは県警や消防、医療機関など56機関の約350人が参加しました。
訓練は、テロリストが仕掛けた爆弾が大分空港で爆発し、多くのけが人が出たという想定で、今回、初めて空港で行われました。

大分県警の機動隊が爆発物を処理した後、救急隊が爆発に巻き込まれた人を担架で搬送していきました。
◆TOS油布良平記者
「こちらは国東市民病院です。空港で負傷した患者役の人が救急車で搬送されてきました。これから本格的な治療が始まります」

近くの病院では患者のトリアージが行われ、医師や看護師が治療に当たっていました。

◆大分県防災局 岡本文雄局長
「世界情勢が緊迫化する中、特に大分空港は重要な交通施設ということで、そういったことが起きても関係機関が対応できるように、取り組みを続けていきたいです」

◆大分県などは、2日の訓練を踏まえ、後日、関係機関で研修を行うということです。