フィリピンで収容され、日本が身柄の引き渡しを求めている4人について、
フィリピンのレムリヤ法相は来週中の4人全員の送還の可能性を示しました。
レムリヤ法相:「うまくいけば、来週には4人全員を送還できるかもしれない」
レムリヤ法相は3日午後、日本が特殊詐欺事件で逮捕状を取り、身柄の引き渡しを求めている容疑者4人について、
法的に可能なことはすべて取り組んでいると述べ、来週中の全員の送還の可能性を示しました。
また、法務省は現地での裁判が続いている渡邉優樹容疑者と小島智信容疑者について、
7日に予定されていた裁判が1日前倒しになったと明らかにしました。
2人の裁判では検察側は棄却を申し立てていて、6日の公判で棄却が決まれば、速やかに送還の手続きが取られるとみられます。
また、法務省は4人の送還と同時に証拠品となる男らの携帯電話なども日本の警察当局に引き渡す考えを示しました。
6日午後にはフィリピンの関係省庁による会議が開かれ、4人の送還について話し合われるということです。
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