https://www.oricon.co.jp/news/2120816/full/

宮沢りえ、キャンパスライフに憧れ「その時間を過ごしたい」
 俳優の佐藤二朗、女優の宮沢りえが3日、都内で行われた映画『ルイスと不思議の時計』(12日公開)特別試写会イベントに出席。タイトルにちなみ「時間を操れるなら過去と未来に行けるならどっち?」と聞かれ、それぞれ過去に戻りたい理由を明かした。
佐藤は「未来に行ってわかってしまうのはもったいない気がする。10代、20代の過去に戻って、その時の自分に『全然ちゃんとしていないけど、20年後もちゃんとしていないぞ』といってやりたい」とボケて笑いを誘った。
宮沢も「未来がわかってしまうのはつまらない。ですが戻りたい過去というのもそんなにないですが…」と話しながらも「仕事を始めたのは中学生。学校と仕事を両立しながらで、私は中卒。なんか、中学から高校、大学というキャンパスライフを楽しむことをやってみたかった。そこの期間だけやり直したいです」と振り返る。

 さらに「娘の学校に行ったりすると、学校ってすてきだなと最近思います。大学生の子とかが居ると『こういう時間って大事なんだろうな』と思って。その時間を過ごしたいです」と、やってみたかったことを伝えた。

 イベントではポンコツ魔法使い役を務めた佐藤が、魔法ならぬマジックを披露。佐藤の写真パネルが、顔だけ“佐藤二朗”の赤ちゃん人形に変化し会場は大爆笑。このまま記念撮影することになり、「これは、なんの記念なんですか?」と質問した宮沢にMCが「家族写真ですかね」と返答すると「いや〜」と照れていた。

 「ハリー・ポッターの原点」ともいわれる、ジョン・ベレアーズの著書を映画化した本作は、両親を亡くした主人公の少年ルイス(高山みなみ)が主人公。ポンコツ魔法使いの叔父ジョナサン(佐藤)や隣人で一流の魔女でもあるツィマーマン(宮沢)とともに、時計であふれた屋敷の中で世界を破滅に導く“時計”を探し出す姿が描かれる。