一見好対照なサッカー漫画『アオアシ』と『ブルーロック』をつなぐ、オシム監督の教え 「考えて走る」ことの大切さを読む

 Jリーグのクラブユースで学びながら選手が成長していく小林有吾の『アオアシ』と、監獄のような場所で300人のフォワードが競い合う金城宗幸原作/ノ村優介作画の『ブルーロック』ーーアニメ化も決まった2つのサッカー漫画が描く世界は正反対のようで、
どちらもプレイについて極限まで考えさせ、“サッカー脳”を鍛える効能を持った作品だ。

 「考えて走る」。ジェフユナイテッド市原・千葉や日本代表で指揮を執り、5月1日に亡くなったイビチャ・オシム監督が語ったとされる数々の名言の中でも、とりわけ引き合いに出されるこの言葉が、どれだけサッカーで重要なのかが『アオアシ』にも『ブルーロック』にも描かれている。

(イカソース)
https://realsound.jp/book/2022/05/post-1022675.html