中国〝メンツ丸潰れ〟で逆ギレ対抗措置も 米上空を飛行の「偵察気球」撃墜…
即座に反発「強烈な不満と抗議」 石平氏「習氏は『覇権主義』と『悪事』を〝宣伝〟した」
2/6(月) 17:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcde2db7f91332f5b31934e21a07912894ccf292

米本土上空を飛行していた中国の「偵察気球(スパイ気球)」問題が急展開した。
ジョー・バイデン米大統領の命令を受け、米軍の最新鋭ステルス戦闘機「F22ラ
プター」が4日午後(日本時間5日未明)、空対空ミサイル「サイドワインダー」を発
射し、気球を撃墜したのだ。バイデン政権は、中国政府の「民間の気象研究用飛
行船」という説明に納得せず、「スパイ気球」と断定し、「明白な主権侵害と国際法
違反」と激怒していた。中国政府は即座に「強烈な不満と抗議」を表明するなど
逆ギレした。習近平政権はメンツを失い、「対抗措置の可能性」を示唆している。
米中の緊張感が高まっている。

「撃墜を成功させたパイロットらを称賛したい」

バイデン大統領は4日、こう誇らしげに語った。記者団への説明によると、地上に
被害が出るリスクがなくなり次第、スパイ気球を撃ち落とすよう、国防総省に厳命
していたという。