滋賀県警が道路標識を発注ミス 本当は「右折」なのに「直進」誤表記のまま設置
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滋賀県警は6日、大津市内で誤った内容の道路標識を設置していたと発表した。4車線ある市道の車線ごとの進行方向を示す標識で、1車線について右折の矢印をすべきところを直線にしていた。市民の指摘で判明し、県警が同日撤去した。
県警交通規制課によると、琵琶湖岸からJR大津駅に向かう市道の両端に設置した標識。老朽化に伴って以前の標識を撤去し、今月4日に2本を新たに設置していた。
ところが2本とも、右から2番目の進行方向の矢印が県公安委員会が決めた内容と異なっており、正しい内容を記した路面標示とも齟齬[そご]が生じていた。5日夜に誤りを指摘するメールが届き、県警が調査したところ誤った内容と分かり、6日昼すぎに撤去した。
同課の説明では、製造業者への発注時に県警が指示を間違えたことが誤りの原因としている。標識の誤りに起因した事故や、誤った標識に基づく取り締まりはなかった、という。今井和幸課長は「チェックを強化し同様の誤りのないよう努める」とコメントした。
県警では16年にも、大津市内の交差点に設置した一時停止の標識が県公安委の許可を受けないまま約3年間放置され、87人に誤って反則切符を交付していた問題が発覚している。
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