引退前の列車が狙われました。JR北海道の特急「オホーツク・大雪」で使われている車両の座席表示のプレートが複数枚盗まれているのが確認されました。

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 盗難の被害を受けたのは、JR北海道の札幌と旭川から網走を結ぶ特急「オホーツク・大雪」などに使われている「キハ183系」と呼ばれる車両です。

 警察によりますと、車両の「指定席・自由席」を表示するプレートが2022年12月から複数枚盗まれたとJR北海道から被害届がありました。

 「キハ183系」は旧国鉄時代の1986年から活躍する列車で、道内の特急列車では最も古く、3月17日で定期運行を終了することが決まっていて、JRでは3月25日に「キハ183系北斗」、3月26日に「キハ183系ニセコ号」、4月1日と2日に「キハ183系サロベツ」のラストランなどのお別れイベントを予定していました。

 警察は窃盗事件として防犯カメラの映像の解析などを進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c561eb2cd72e66b8d867611f11e03cfdd65aeb54