埼玉のイチゴ新品種「あまりん」、品評会で日本一に
野菜ソムリエが選ぶイチゴ品評会で日本一となる最高金賞を獲得した埼玉県の品種「あまりん」
埼玉県のイチゴの独自品種「あまりん」が日本野菜ソムリエ協会(東京・中央)主催の品評会「第1回全国いちご選手権」で最高金賞を得たと県が発表した。全国から出品されたイチゴのうち唯一の最高金賞であり、食のプロに「日本一」の評価を得た。
県によると、2月開催の品評会で最高金賞だったのはヒロファーム(春日部市)が生産したあまりん。このほか県の品種では、いちご畑農園(深谷市)のあまりん、ただかね農園(秩父市)の「かおりん」など4品が入賞した。選手権では全国から出品されたイチゴ63品を、計30人の野菜ソムリエが産地や生産者情報などを伏せて評価した。
県独自のイチゴ品種は2019年に品種登録された「かおりん」「あまりん」のほか、21年に品種登録出願された「べにたま」がある。県はオリジナルのイチゴ品種の普及に力を入れており、大野元裕知事は自身のSNS(交流サイト)に「あまりんが全国ナンバーワンに選ばれたのは大変光栄」と投稿した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC096XS0Z00C23A2000000/
野菜ソムリエが選ぶイチゴ品評会で日本一となる最高金賞を獲得した埼玉県の品種「あまりん」
https://i.imgur.com/Ph69Ikz.jpg