https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230209/k10013976361000.html
日本ハム 伊藤大海 韓国サムスンと練習試合に登板
プロ野球、日本ハムは、沖縄のキャンプ地で9日、韓国のチームと練習試合を行い、WBC=ワールド・ベースボール・クラシックの日本代表に選ばれている伊藤大海投手が、キャンプで初めて実戦で登板して、1イニングを3人で退け、順調な調整ぶりを見せました。
沖縄県名護市で行われている日本ハムの1軍キャンプでは、9日、韓国プロ野球のチーム、サムスンとの練習試合が行われました。
日本ハムからWBCの日本代表に選ばれている伊藤投手は、4回に3人目でマウンドにあがり、キャンプで初めて実戦で登板しました。
伊藤投手が投げたイニングは、特別にWBCの公式球が使われ、1人目の1番バッターとの対戦では、相手のバットを折る力のある速球でファウルを取ったあと、空振りの三振を奪いました。
続く2番はサードゴロ、3番は追い込んでから落ちるボールでレフトフライに打ち取りました。
伊藤投手は1イニングで14球を投げて3人で抑える完璧な内容で、WBCに向けて順調な調整ぶりを見せました。
伊藤投手は「力のあるボールを投げられて、コントロールもある程度できていたので、最初の試合としてはよかったと思います」と振り返りました。
今月17日から宮崎市で行われる日本代表の合宿に向けては「落ちるボールなどをブルペンで確認して、詰めるところは詰めて、けがなく過ごしていきたい」と話しました。