「海外のファンドに投資すれば毎月4%の配当を受け取れる」などとうたった架空の投資話で金を集めていたとして、東京のコンサルティング会社の社長ら8人が詐欺の疑いで逮捕されました。
警視庁は20代から30代の若い世代を中心におよそ200億円を集めていたとみて全容の解明を進める方針です。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20230209/1000089561.html
参考 アメリカ(一部抜粋)
米国裁判所におけるエドウィン・Y・フジナガ被告人の量刑言渡しに関する弁護団声明
今回のフジナガ被告人に対する50年の懲役刑(実刑)という量刑は,本件が郵便・通信詐欺という事件として立件され,
日本でいう組織犯罪処罰法等の重罰規定が適用されない単純詐欺罪の量刑として考えるとき,日本の刑事司法ではおよそ
実現不可能な長期刑である。また,フジナガ被告人が現在72歳であり,その寿命を考えるとき,同人が存命のまま出獄
することは不可能である刑期を言い渡したものであって,MRIによる投資詐欺の被害者総数が約8700名,被害総額が
約1365億円にものぼり,被害者の多くが現在に至るまで被害回復を受けられずに将来の生活の不安を抱えて苦しんでいる
現状を考慮した量刑と評価することができる。
現にナバロ裁判官は量刑の理由として以下のように述べた。
「証拠に照らすと,被告人の陳述内容は意味不明としか言いようがなく,減刑を認める理由がない。
被告人は来る日も,来る月も,来る年も,盗みに盗みを重ねてきた。
その上苦境に陥ってやったことは,自分の資産を処分することではなく,さらに人の金を盗み,虚偽に虚偽を重ねていった。
自分は知らなかった,自分が事業上で,失敗をしたというのが言い訳になると思うこと自体が馬鹿げている。
それ自体心外であるし,被害者にとってみればさらに心外なことである。したがって,50年の懲役に処する。」
この言葉は被害者全員を代弁する言葉である。
http://www.mri-higaibengodan.jp/news/2908/