https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/322928?display=1
暴力団が葬祭での香典を組織の活動資金としていることを受け、埼玉県警は葬祭事業者と連携し、暴力団の葬祭を受けないなどの排除を呼びかけました。
埼玉県警によりますと、2011年に県の暴力団排除条例が施行されて以降、暴力団が行う葬祭での香典が活動資金になるケースが、県内で2件確認されているということです。
埼玉県警はきょう、坂戸市の葬祭事業者「セレモア埼玉本社」で、「暴力団お断り」と書かれたプレートを掲示し、改めて暴力団の葬祭を受け付けないなどの排除を呼びかけました。
埼玉県警西入間署 新井誠 署長
「住民の安全安心を守るため、地域から暴力を排除していくことが必要で、事業者の皆様はしっかりと意思表示をしていただくことが重要」
セレモア 時田孝弘 葬祭営業部長
「地域全体の取り組みとなることを祈念する」
このほか、坂戸市などの27の葬祭施設にも同様のプレートが掲示されるということです。
警察署と葬祭事業者が連携してプレートの掲示を行うのは県内で初めてです。