滋賀:命名権 平和堂に5年間:地域ニュース

彦根 陸上競技場など 国スポ 開閉会式の会場

 県が彦根市松原町の彦根総合スポーツ公園内で整備を進めている陸上競技場と補助競技場の命名権(ネーミングライツ)が
スーパー「平和堂」(彦根市)に売却されることになった。県によると、契約総額は5年間で計5167万円で、県内の命名権料では過去最高となる。

 両施設は4月にオープンし、愛称は陸上競技場が「平和堂HATOスタジアム」、補助競技場が「平和堂げんきっこフィールド」となる。
期間は2月1日から2028年3月31日まで。

 陸上競技場は、25年に県内で開催される第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会(国スポ、障スポ)の開閉会式の会場となる。

 県は昨年10~11月に命名権の売却先を募集し、平和堂だけが応募した。
平和堂は「滋賀の企業として地域振興とスポーツの発展に寄与することを目的に応募した」としている。

 県は命名権の売却先募集の際、年1000万円の希望契約料を提示していた。今回は総額、年間契約料とも過去最高で、
年間契約料の2位は彦根市が市スポーツ・文化交流センターの命名権を売却した「プロシードアリーナHIKONE」(年550万円)。
3位は県立体育館(大津市)で滋賀ダイハツ販売(栗東市)が命名権を獲得した「滋賀ダイハツアリーナ」(年500万円)。

https://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20230202-OYTNT50028/