男性が奇声「ホーホー!!」200年以上続く伝統「切込の裸カセドリ」とは?(仙台放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b58bf1ff7ebd004408a32a4fd934cf6f100e015

宮城県の無形民俗文化財に指定されている「切込の裸カセドリ」は加美町宮崎の切込地区に200年以上前から伝わる伝統行事です。

「カセドリ」とは「火の勢い」『火勢をとる』が由来とされています。

男性たちは「へそび」と呼ばれる墨を顔に塗ると「ホーホー」と奇声を発しながら集落を駆け抜けました。

家に上がり込むと「ご祝儀、ご祝儀」と言って、住民の顔に「へそび」を塗りつけ、「火伏せと厄払い」を祈願しました。

5年前から行事に参加するのはこの世帯だけで、さらに新型コロナの影響で2年連続で中止を余儀なくされていました。

住民「伝統の行事なので、これからも守り続けていきたい。家族も地域もみんな元気でコロナも吹き飛ばすような1年になって欲しい」

墨を塗られた家の人たちは、男性たちを酒と料理でもてなし、今年1年の地区の安泰を願っていました。