「孔子がギリシア悲劇を読んだら 易経入門」

悩める現代人に贈る、5000年の歴史をもつ人生指南書

易によってギリシア悲劇を読み解くことは可能なのか。東西二大古典との対話を通じて、知らぬ間に易経の世界に親しめる最良の入門書

担当編集者より

著者は金融庁の国際担当官。金融規制を巡る会議で国益を代表するバトルの果てに「易経」に出会い、独自の視点を得ます。
さらに、かねて親しんできたギリシア悲劇の世界と中国の古典(易経)を重ね合わせたとき、そのあまりの符合に仰天したそうです。
孔子とソポクレス——東西古典の世界を、著者は自家薬籠中のものとして、人間世界の法則、その連関性、不可思議を探っていきます。
近年、これほど知的興奮を得られる書は稀ではないでしょうか。(YS)

著者
氷見野 良三

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166608201