大地震が襲ったトルコ(テュルキエ)のアンタキヤ。ここに急派された韓国海外緊急救護隊(KDRT)を迎えたのは元の形が分からないほど完全に倒壊した建物のがれきとあちこちから飛び出した鉄筋の中に作られた深いくぼみだった。

大地震から6日目を迎えた12日も、KDRTは現地で昼夜を徹して救護・救助活動を継続している。生存者救出のための「ゴールデンタイム」72時間をはるかに超えた状況だが、崩れた建物の下で生きる希望を持ち続けていた被害者の奇跡のような生還の便りが続いている。KDRTは9日から救助活動を始めてから合計8人の生存者を救出した。

KDRTはトルコ政府の要請により地震被害が深刻な東南部ハタイ県アンタキヤで救助活動を開始した。この地域はシリア国境地域でもある。ちゃんとした宿舎を探すのが容易ではなかったため、ベースキャンプは現地のセリム・アナドル高校に設けた。

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