ダウン症児の母、困窮の末に頼った報酬300万円の「強盗のふりするバイト」

「あやしいなと思ったが、どうしてもお金が欲しかった。後悔している」。公判で、闇バイトに応募した理由や経緯を問われた女(45)は、か細い声で繰り返した。

女は重度のダウン症と自閉症を抱える子ども2人を育てていたが、自身も発達障害やうつ病のため就労が難しく、障害年金に頼る暮らし。家賃の滞納などで約150万円の借金を抱えていた。今年4月、一度に高額報酬がもらえる仕事をツイッターで探したところ、「強盗のふりをするバイト」の募集を見つけた。報酬は300万円。怪しいとの認識はあったが「抱えている借金を払ってしまいたかった」という。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/903021