東証、一時400円超安 大幅反落、日銀総裁人事に警戒感

週明け13日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落し、下げ幅が一時400円を超えた。
日銀の新しい正副総裁の顔触れが前週末10日夕に報じられてから初めての取引となり、
大規模な金融緩和策が解除に向かうとの懸念から売り優勢となった。

 午前終値は前週末終値比316円17銭安の2万7354円81銭。東証株価指数(TOPIX)は10.42ポイント安の1976.54。

 10日の取引終了後、日銀総裁に経済学者の植田和男氏を起用する方針が伝わった。
植田氏が大規模な金融緩和策の副作用に目配りし、中長期的には解除するとの見方が広がった。

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