週2本の350ミリリットル「缶ビール」で健康悪化は回避できない!?
カナダの非政府組織が新たな指針 厳しい内容、週0杯ならリスクなし

カナダの非政府組織、薬物使用・依存症センターがアルコールと健康に関する新たな指針を公表した。
健康悪化を回避できる可能性の範囲は、一般的な350ミリリットルの缶ビールなら週2本飲むだけで超えてしまうなど厳しい内容だ。

指針の改定は12年ぶり。飲酒の基本単位「1杯」を5度のビールなら341ミリリットル、
12度のワインは142ミリリットル、40度のウオッカは43ミリリットルと設定。いずれも純アルコール13・45グラムが含まれる分量に相当する。

週0杯ならリスクなし、1〜2杯なら自分の健康悪化や他者に暴力を振るうなどの危害が回避できる可能性がある。
3〜6杯で乳がんや大腸がんの恐れが増加。7杯以上になると心臓病や脳卒中のリスクが増す。
男性は一度に飲む量が多いほど危険で、週7杯以上の場合は女性の健康悪化リスクが急激に高まるという。
https://www.zakzak.co.jp/article/20230213-L36XNPVCJFKJDCEY4O33Z7FBSY/