ロシア軍、精鋭の旅団全体失った可能性 ウクライナ報じる
ロシア軍旅団5千人、死傷または捕虜になった可能性
米政治専門サイト「ポリティコ」は12日、ウクライナ東部ドネツク州ブフレダールをめぐる戦闘で、ロシア軍が精鋭の第155海軍歩兵旅団全体を失った可能性があると報じた。ウクライナのメディア「キーウ・インディペンデント」が13日、伝えた。
ウクライナ国防軍タブリスキー地区の統合プレスセンター責任者がポリティコに語ったところによると、「指揮官を含む多数の敵軍が、ブフレダールと(同州)マリンカ近くで撃退された」と主張。旅団は約5千人の兵士で構成されるが、そのほとんどが死傷または捕虜になったと見積もっているという。
また、「第155旅団は3回人員を補充しなければならなかった。最初が(首都キーウ近郊の)イルピンとブチャの後、ドネツク近郊で敗北したときが2度目。そして今回、ブフレダール周辺で旅団のほぼ全体が破壊された」と話した。
https://www.asahi.com/articles/ASR2C0T5RR2BUHBI04D.html