12日付英紙テレグラフは、同国の兵器や戦車がウクライナで製造される可能性があると報じた。これにより、西側からの供給への依存度を軽減できる。

同紙によると、英防衛産業幹部らがキーウを訪れ、兵器などを製造するための合弁企業設立に向けて協議を行った。

また、他の欧州製造業者もウクライナと協議を行っていると伝え、ある関係者の発言として「英国が先頭を争っている」と報じた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は8日にロンドンとパリを訪れ、戦闘機や長距離兵器など西側兵器の追加供与を求めた。

スナク英首相はゼレンスキー氏に「検討されない議題はない」と発言。これより先には、ウクライナに対する軍事訓練を空軍にも拡大し「将来的にパイロットがNATO規格の高性能戦闘機を操縦できるようにする」と発表している。

https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-britain-arms-idJPKBN2UN04O