産経新聞「共産党が朝日新聞、毎日新聞を異様なまでに非難している。外部からの異論さえ許さぬ排他的な党体質が露わになった」 [932029429]
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【主張】共産党の除名騒動 危うい強権体質が露わに
https://www.sankei.com/article/20230214-RD7S666ECFORHBEDXWP3Q2EUG4/
2023/2/14 05:00
日本共産党による一党員の除名が波紋を広げている。除名されたのは党本部で安保外交部長を務めた松竹伸幸氏で「シン・日本共産党宣言」(文春新書)を著し、党首公選の実施などの党改革を訴えていた。
除名は同党が定める最も重い処分だが、理由について、志位和夫委員長は「異論をもっているから排除したわけではない」と述べた。
(略)
共産党にとって「結社の自由」は、同じ憲法21条に明記されている「言論、出版の自由」よりも上位にある。「民主集中制」を組織原理とする共産党では、上級機関の決定が全てだ。一般党員は絶対服従を強いられ、「党首公選」などもってのほかなのである。
その証拠が、党員除名を論じた朝日、毎日両新聞の社説「国民遠ざける異論封じ」(朝日、8日付)「時代にそぐわぬ異論封じ」(毎日、10日付)に対する異様なまでの非難である。
志位氏が会見で「朝日新聞」を「産経新聞」と言い間違えたのはご愛嬌(あいきょう)としても、「『異論を許さぬ強権体質』と描いた朝日の社説はあまりにも不見識だ」「大手メディアがどこどこの党の運営は『非民主的』だとバンバンたたけば『結社の自由』は危うくされてしまう」と激しく批判した。
外部からの異論さえ許さぬ排他的な党体質が露(あら)わになったといえよう。いくら志位氏が「言論、出版、表現の自由を全面的に擁護する」と言おうと、共産党が政権を担った場合、「言論の自由」は同党が容認した範囲内でしか許されないと判断せざるを得ない。
現に、共産党独裁体制の中国でも、憲法35条に「表現の自由」が明記されている。
もうひとつ明確になったのは、現実的な安保政策への転換を求めた松竹氏を除名したことで、共産党の「日米安保廃棄」路線がより固定化されたことである。
それでも立憲民主党など野党が共産党と共闘するかどうかは、それこそ「結社の自由」である。 外部からの異論さえ許さぬ排他的な党体質が露(あら)わになったといえよう。いくら志位氏が「言論、出版、表現の自由を全面的に擁護する」と言おうと、共産党が政権を担った場合、「言論の自由」は同党が容認した範囲内でしか許されないと判断せざるを得ない。
共産党が政権を担った場合、「言論の自由」は同党が容認した範囲内でしか許されないと判断せざるを得ない。
ここ凄い大事な事をちゃんと書いてて偉い ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています