米地質調査所によると、最初の地震の規模はマグニチュード(M)7・8、その約9時間後にM7・5の余震が起きた。東北大などの分析では、最初の地震のエネルギーは阪神大震災の約22倍。日本の気象庁の震度に換算すると、一部で最大の震度7相当の強い揺れが起きていたという。

 地表の断層のずれ幅も大きかった。国土地理院が、宇宙航空研究開発機構( JAXAジャクサ )の地球観測衛星「だいち2号」の観測データをもとに分析したところ、阪神大震災の約4倍にあたる最大約4メートルの横ずれが生じていた。


トルコ地震のエネルギー、阪神大震災の22倍…死者数は世界6番目 : 読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/science/20230213-OYT1T50208/