楽天グループ、前期最終は赤字拡大で着地・10-12月期(4Q)最終は赤字拡大、今期業績は非開示

楽天グループ <4755> [東証P] が2月14日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年12月期の連結最終損益は3728億円の赤字(前の期は1338億円の赤字)に赤字幅が拡大し、4期連続赤字となった。なお、23年12月期の業績見通しは開示しなかった。

同時に、従来未定としていた前期の期末一括配当を4.5円実施するとし、今期の年間配当は未定とした。

直近3ヵ月の実績である10-12月期(4Q)の連結最終損益は1147億円の赤字(前年同期は299億円の赤字)に赤字幅が拡大したが、売上営業損益率は前年同期の-17.9%→-13.6%に大幅改善した。
https://s.kabutan.jp/stocks/4755/news/k202302140174/

(モバイル)
 モバイルにおいては、計画の前倒しによる自社基地局の整備に注力することでネットワーク品質の向上に努めました。
 また、通信料金を1年間無料とするキャペーン期間終了に伴い、通信料金の支払を開始したユーザーが増 えたほか、端末販売の増加も売上収益の増加に貢献しました。他方で、減価償却費等のネットワーク関連費用も増 加しました。
 この結果、モバイルセグメントにおいて、通信料収入の増加等の要因により、売上収益は368,669百万円(前連結 会計年度比62.0%増)となりました。自社基地局設置等の先行投資が継続中のため、セグメント損失は492,830百万 円(前連結会計年度は421,172百万円の損失)となりましたが、第1四半期連結会計期間をピークに損失は縮小して います。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230213509294.pdf