【お手柄】仲良し女子中学生4人が認知症男性を救う 自宅探して30分…4人が下した“決断”とは
2月13 日、千葉県松戸東署から、認知症で帰り道が分からなくなってしまった80代の男性を助けたとして、感謝状を贈られたのは、4人の女子中学生。
彼女たちはどのようにして男性を助けたのでしょうか?「めざまし8」は当時の状況を聞くために、4人を取材しました。
4人:こんにちは!!
堀池アナウンサー:元気がいいですね!!
取材に訪れた堀池亮介アナウンサーに、元気よく挨拶してくれたのは、千葉県松戸市立栗ヶ沢中学校2年生の佐藤芽依さん、北島優衣さん、花﨑亜実さん、伊賀沙也佳さんの4人です。小学校からの同級生で、今も一緒に帰宅するほど仲が良いといいます。
Q.当時の状況はどうだったのですか?
北島優衣さん:高齢者を助けました。1月13日です。
女子中学生たちは、認知症の男性と出会って話した場所に堀池アナウンサーを案内し、一緒に歩きながら当時の状況を話してくれました。
4人が認知症の男性と出会ったのは、1月13日の午後5時頃。部活を終えて帰宅する途中でした。
学校近くにある地図が書かれた 看板の前で立ち話をしていた時、高齢の男性が看板を指し「すいません。ここ(小学校)ってどうやって行きますか?」と話しかけてきたといいます。
会話をするうち、4人はすぐに違和感を覚えました。「どこへ行きたいのか、男性自身が、分かっていない」と感じた4人は、この男性を自宅に帰してあげようと思い立ちました。
しかし、男性は彼女らの問いに対して、どこからきたのか、自宅の近くに何があるのかも分からないと答えます。一緒に周囲を歩くこと、約30分。このままでは、自宅を見つけることはできないと判断し、ある行動に出たといいます。
佐藤芽依さん:「見たことある景色ではない」みたいなことを言っていたので、このまま行かせても危ないので、警察に行こうって判断をしました。
花﨑亜実さん:彼女が警察署に行こうって言ってくれたので、警察署を選ぶことができたんですけど、一人だったら、どうしたのかなとは思いました。
最寄りの警察署に男性を連れていった4人。警察署が家族に連絡すると、男性を探していたことが判明。男性は、その後無事、家族の元に帰ることができました。
周囲が暗くなる中、的確な判断で男性を助けた彼女たちは、今回の行動についてこう話します。
花﨑亜実さん:今回は友達がいたので一歩踏み出せたと思いました。
伊賀沙也佳さん:1人でもしこういう状況になったら、困っているのはお互いさまなので。同じように対応していきたいと思いました。
https://www.fnn.jp/articles/-/486508
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