インテージ(R&Dセンター)は、「スマホの持ち手」に関する研究結果を発表した。スマホ操作の国際比較、持ち手と指の組み合わせ、スマホ操作の仕方などについて調査した結果を11か国で比較したほか、日本国内の3万超のサンプルについて集計している。
まず一般的な「右利き」と「左利き」の比率を見ると、日本の場合、右利きが88.5%、左利きが9.5%、両利きが2.1%だった。年代別で差異はあるが、おおむね1割強が左利き/両利きだ。海外と比較しても極端な違いはない。
続いて「スマホをどちらの手で持っているか」を聞くと、日本では10代~30代は右手持ち・左手持ちが半々だが、40代~50代は7割以上が左手持ちだった。
海外の傾向を見ると、日本ほどではないが、年齢が上がるほど左手持ちが多くなるのは11か国すべてで共通していた。国別では東アジアの3か国(日本、中国、韓国)では左手持ちが多いが、その他の国では右手持ちが多い。
「操作する指」について聞くと、すべての国で「親指」が圧倒的に多いのに、日本は「人差し指・中指」で操作するとした人が多数。左右の手・使用する指の組み合わせでは、海外で「右手持ち・左手親指操作」や「左手持ち・左手親指操作」「右手持ち・右手親指操作」が多いのに、日本では「左手持ち・右手人差し指操作」が主流だった。
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