マラソン走る友人を撮影したら警察が… 「トイドローン」男性の後悔

昨年12月の青島太平洋マラソンでコースになった宮崎市街地で無許可・無承認でドローン(小型無人航空機)を飛ばしたとして、宮崎県警は15日、県内の50代の男性会社役員を航空法違反の疑いで書類送検したと発表した。

発表などによると、男性は国土交通相の許可と承認を受けないまま昨年12月11日、人口密集地域でイベント会場の同市橘通西3丁目でドローン(198グラム)を飛行させた疑いがある。現場は約9千人が参加したマラソンのコース上だった。
目撃した人から県警への通報でわかった。ドローン飛行の摘発は県内初という。

「話を聴かせてほしい」と、警察官が宮崎市で不動産業を営む男性を訪ねてきたのは1月だった。
12月の青島太平洋マラソンの時に撮影に使ったドローンのことと聞き、「キツネにつままれた気分だった」。男性は取材に語った。

https://www.asahi.com/articles/ASR2H6SS4R2HTNAB004.html

押収された小型のドローン=2023年2月15日午後3時48分、宮崎県警本部、平塚学撮影
https://www.asahicom.jp/imgopt/img/dc235c10d0/comm/AS20230215003407.jpg
多くのランナーが参加した青島太平洋マラソン=2022年12月11日午前10時45分、宮崎市橘通東4丁目、平塚学撮影
https://www.asahicom.jp/imgopt/img/3efd95bb21/comm/AS20230215003409.jpg