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佐賀・神埼市でマスク着用をめぐり、中学生に暴言を放った医師が免職処分になった。エスカレートした暴力的行為が問題となっている。
バット片手に“怒鳴り込み”
免職処分になったのは、神埼市内の診療所に勤務し、中学校の校医を務めていた50代の男性医師だ。
2022年7月、男性医師は勤務する診療所で数人の中学生がマスクを外しているのを見た。
そして、「何人感染者が出ているのか知っているのか!」と中学生たちを叱りつけた。
さらに男性医師は、校医を務めていた中学校にバットを持って現れ、校長を怒鳴るなど激高したという。生徒を叱るだけでは収まらず、バットを片手に校長にも怒りをぶつけたのだ。
男性医師は「どういう対応をしているのか!」と大声で怒鳴り、机を蹴るなどしたという。市はたびたび医師に注意したが、改善する余地が見られなかったという。
一方、男性医師は市に対し「バットは知っている先生に渡そうとした」「感染対策を一生懸命していて、マスクを外しているのを見て激高した」などと弁明している。