郵便局に“刃物男” 逃走時はフードかぶり…緊迫した状況続く 局員2人が重軽傷、客にけがなし
6日午後、埼玉県川口市の郵便局に男が押し入り、刃物で郵便局員に切りつけ現金を奪って逃走する事件がありました。郵便局員2人が重軽傷を負っています。
郵便局の目の前の通りには、午後4時50分現在も規制線がはられ、緊迫した状況が続いています。
警察によりますと、16日午後1時半すぎ、川口市の川口並木郵便局で局員から「強盗です。刃物を持った男が侵入し職員が切られました。お金を渡したところ逃げていきました」などと110番通報がありました。
男が1人で押し入り刃物を出して「金を出せ」などと郵便局員を脅したうえ別の局員の顔などをきりつけ、現金数万円を奪って北西方向に徒歩で逃走したということです。男は黒いジャンパー、茶色っぽい長ズボンで逃走時はフードをかぶっていたということです。
消防によりますと、郵便局員の47歳の男性が頭や手などを切られ重傷を負い、局員の35歳の女性が手に軽いケガをしているということです。局内には数人の客がいたものの、客にけがはありませんでした。
警察は、逃走した男の行方を追っています。
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