2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表を16強に導いた森保一監督が17日、国会内であった超党派の「サッカー外交推進議員連盟」の会合に出席し、国会議員と意見交換をした。森保監督は「サッカーは、国と国、人と人をつなぐ共通言語。(W杯は)日本の文化や礼節を伝える場でもあったと感じた」と振り返った。

出席議員が「若手選手が力を最大限発揮するのが、日本サッカーの未来そのものだ」と発言すると、森保監督は「彼らはドイツやスペインのリーグで、世界と同じ目線で戦っており、すばらしいメンタリティーを持っている」と語り、自身も学ぶべきことが多いと明かした。

そのうえで、選手と同世代の若者に向け「コロナ禍で大切な経験ができなかった若者たちにも、いろんなチャレンジを国内や世界でしてもらいたい」とエールを送った。

会合には日本サッカー協会の田嶋幸三会長、野々村芳和チェアマン副会長、宮本恒靖専務理事も出席した。

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