【ベルリン・ロイター時事】ドイツのハノーバー州立歌劇場は16日、公演を酷評した批評家の女性の顔に犬のふんを塗り付けたとして、バレエ監督のマルコ・ゲッケ氏を解任した。批評家は、ゲッケ氏の公演について「死ぬほど退屈」と指摘していた。劇場は声明で「無責任な行動によって、劇場の名誉は大いに損なわれた」とゲッケ氏を非難した。
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独紙フランクフルター・アルゲマイネによると、ゲッケ氏は11日に行われた公演の休憩時間中、バレエ批評家、ビープケ・フスター氏に対して、劇場への出入りを禁止すると脅迫。さらに犬の排せつ物をフスター氏の顔に塗り付けた。地元警察は、傷害などの容疑でゲッケ氏に対する捜査を行っている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023021700143&g=int