中国BYD製バス発売凍結 日野「ビジネス上の判断」

日野自動車は17日までに、中国の比亜迪(BYD)製の小型電気自動車(EV)バス「日野ポンチョ Z EV」の発売凍結を決めたと明らかにした。受注していた分はキャンセルする。日野自は「ビジネス上の判断」として、詳しい理由は明らかにしていない。

小型EVバスは約30人乗りで、BYDが相手先ブランドによる生産(OEM)の形式で供給。日野自はコミュニティーバスとしての利用を想定し、自治体などに納車する予定だった。

日野自は発売時期を当初計画の令和4年春から4年度中に延期していた。エンジン不正問題と関係はないとしている。

https://www.sankei.com/article/20230217-JAB7AIOI35NM3BVR6EIH5IRREY/