1950年代に出版された『Brainwashing in the High Schools』(仮題:高等学校での洗脳)の著者E・メリル・ルート(E. Merrill Root)は、1950~52年にイリノイ州で使われた歴史のテキストを調査した。 テキストには、アメリカの歴史は貧富の、あるいは一部の特権階級とその他大勢の階級闘争であると述べられていた。 これはマルクスの経済決定論そのものである。 このようなテキストは、個人の幸福よりも世界的な懸念事項を優先させる世界政府を推進する。 最終的には、世界的な社会主義へと推し進めるのである。【25】