「シャンシャンなしでは生きられないかも」上野動物園の観覧最終日に大勢の来園者 涙ぐむ人も
東京・上野動物園のジャイアントパンダ「シャンシャン」が、あさって中国に返還されます。最後の観覧日となったきょう、多くのファンが駆け付けました。
美味しそうに笹を食べる「シャンシャン」。上野動物園で生まれた5歳のジャイアントパンダで、双子のパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」の姉です。
「シャンシャン」はパンダの保全や繁殖のため、中国へ返還されることが決まっています。中国への返還は新型コロナの影響でおよそ2年間延期されていましたが、あさって返還される予定で、動物園で観覧できるのはきょうが最後です。
「シャンシャン」とのお別れに、涙ぐむ人も…
来園者
「泣くつもりはなかったんだけど、泣いちゃう。シャンシャンなしではちょっともう生きられないかもしれない」
「落ち着いてたからよかったなって。このまま中国に行っても元気でねって感じで。中国に必ず会いに行きたいな」
「シャンシャン」の観覧は先月から抽選方式をとっていて、最終日のきょうは2600人の枠に対し、24倍のおよそ6万2400人から応募があったということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7bbd8490c52aec66ff91fa664b6607e807fba84