大阪府立の支援学校の男性校長が、男子生徒に「電気あんま」と呼ばれる行為をしたとして、府教育庁から訓戒処分を受けていたことが判明した。処分は1月27日付。校長は「生徒対応の一環のつもりだったが、逸脱した行為だった」と弁明しているという。
【グラフ】わいせつ行為で処分された教員数の推移
府教育庁によると、校長は2022年7月と9月の計2回、校長室で中学部1年の男子生徒に対し、股に足を当てて動かす電気あんまをしたという。府教育庁に匿名の通報があり、発覚した。
府教育庁の調査に対し、校長は性的な行為であることを否定。男子生徒が校長室を訪れた際、コミュニケーションの一環でしたと説明しているという。校長は12月に生徒の保護者に謝罪した。
府教育庁は、校長の行為は悪質性が低いものの、「デリケートゾーンに触れている」として不適切な行為だったと判断。重い懲戒処分ではなく、内規に基づく訓戒の処分にした。
処分の事実は、読者からの投稿サイト「つながる毎日新聞」に寄せられた情報を基に取材し、明らかになった。【隈元悠太】
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb3839b4a67dac04d88febc31d3749aee2c7b3cd
