<競泳:コナミオープン>◇最終日◇19日◇東京辰巳国際水泳場
女子100メートル自由形は池江璃花子(ルネサンス)が54秒43で優勝した。
男子200メートルバタフライは昨年の世界選手権銅メダルの本多灯(イトマン東京)が1分54秒00で勝った。
昨年から不調が続いていた池江が、長水路のレースでは今年初の優勝を果たした。
4番手で50メートルを折り返した直後に逆転し「勝てないだろうなっていう気持ちの方が大きかった。タッチした瞬間に『良かった』って声に出ちゃった」と柔らかな笑みを広げた。
国際大会で優勝するなど、数々の思い出が詰まった東京辰巳国際水泳場は3月で閉館。
この会場で自身最後の試合を有終の美で飾った。「(前夜は)最後のレースになると考えただけで寝る前に涙が出て、『ありがとう』ってずっと思いながら泳いだ。優勝できて本当によかった」と感慨を込めた。(共同)
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