「武装強盗」:イスラエル、パレスチナ人受刑者の現金を没収し非難浴びる
ラマッラー:イスラエルの右派政権は17日、占領地エルサレムにいるパレスチナ人受刑者とその家族に対する前例のないキャンペーンを強化したとして非難された。
「パレスティニアン・プリズナーズ・クラブ」の代表であるカドゥラ・ファリス氏は、この迫害を「新たな災難」と表現し、受刑者がパレスチナ自治政府から不当な資金提供を受けているとして、イスラエルが数万ドルを没収していることを強調した。
占領軍は、パレスチナ人への弾圧を強化する「革新的な方法」を見つけた、とファリス氏は警告した。
イスラエル治安当局は16日、受刑者への資金提供がラマダンの前に暴力行為を誘発する可能性があるとして、エルサレムの受刑者数人とその家族から現金を没収した。パレスチナ情報筋がその事実を確認したのを受けて、ファリス氏は発言した。
情報筋によると、イスラエル当局は、釈放された受刑者であるイマン・アル・アアワル氏と息子のモハメド氏の銀行口座から3万3370ドルを没収したという。
当局はまた、釈放された受刑者の母親の口座から3万1700ドルを支払うよう請求し、さらに彼らの銀行口座を閉鎖した。この家族はWhatsAppのメッセージで閉鎖を知らされた。
イスラエル治安部隊はまた、東エルサレムにある、受刑者や釈放された受刑者の住宅数十軒を急襲し、金品や家族の銀行口座を没収した。
情報筋によると、イスラエル治安部隊はエルサレムの受刑者3人の家を急襲し、現金や私的所有物、宝石を没収し、財産を破壊した。
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