仕事のミスの「罰金」名目で、部下の看護師から多額の現金を脅し取ったとして、名古屋市の病院の元看護部長ら2人が逮捕された。
逮捕されたのは、名古屋市にある「北林（きたばやし）病院」の元看護部長・白石洋二容疑者（56）と元事務部長の小河ひとみ容疑者（61）。
2人は2019年、部下の看護師の女性（当時55）から仕事のミスの「罰金」として現金約123万円を脅し取った疑いで逮捕され、17日朝、送検された。
警察によると小河容疑者は「あんたはどんどんやらかすから、罰金がどんどん増えていくよ」などと脅していたとみられている。
調べに対し2人は容疑を否認しているが、捜査関係者によると、女性から脅し取った総額は3000万円ほどにのぼる可能性があるという。
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