目隠しさせ、車に押し込み連れ去る 高校生を“鉄パイプ”で殴り強奪…大阪府内で同じ手口の事件が連続
2/21(火) 6:13配信
事件現場の駐車場には、血の痕が残っていた。
2月19日未明、大阪府内で男性が複数の男らに突然殴られ、車に押し込まれる強盗事件が発生。
同じ手口の事件が、1時間半の間に連続して起きた。
最初の事件が起きたのは、大阪府堺市の路上。
現場の駐車場は大通りから1本入ったところにあり、ひと目につきにくい場所だ。
午前2時15分頃、1人で歩いていた17歳の男子高校生が、複数の男らに突然、
鉄パイプのようなもので頭や足を殴られたという。
現場付近の住人:
若い子だと思うんですけど、サッカーボールみたいなので騒ぎながら「車に乗れや」みたいな声は聞きました。
男らは8人ほど。被害に遭った男子高校生は目隠しをされた後、近くの海まで車で連れ去られたという。
その後、財布を奪われ、頭や足にケガをした状態で、午前3時前に市内で解放された。
そのわずか30分後の午前3時半ごろ。2つ目の事件が、約20km離れた泉佐野市の路上で起きた。
顔の骨を折るなどの重傷も
散歩中の19歳男性が、いきなり複数の男らから殴る蹴るの暴行を受け、車で連れ去られたという。
男性は車で3kmほど離れた路上で解放されたが、携帯電話を奪われ、顔の骨を折るなどの重傷を負った。
男性によると、男らは8人前後でいずれも20歳くらい。そのうち2〜3人が、
目出し帽をかぶっていたということだ。
男性が解放された近くの防犯カメラには、事件発生直後の午前3時40分すぎ、
パトカーが何台もランプを点灯させて走る様子が映っていた。
警察は、2つの事件の手口が似ていることから、同一犯の疑いもあるとみて捜査を進めている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c651537d00bf33cb5bbc9e325d2b7285b079f83