ミャンマーで実権を握る軍のトップは、ミャンマーとの友好に貢献したとして、日本ミャンマー協会の会長らを表彰しました。
軍としては、国際社会から孤立が深まる中、表彰を通じて、日本側との親密な関係をアピールしたいねらいがあるとみられます。
ミャンマーの国営メディアは20日、日本ミャンマー協会の会長を務める渡辺秀央 元郵政大臣と自民党の麻生副総裁をミャンマーとの友好に貢献したとして表彰したと伝えました。
首都ネピドーで開かれた式典には渡辺会長が出席し、軍のトップで実権を握るミン・アウン・フライン司令官からメダルを受け取りました。
国営メディアは、ミン・アウン・フライン司令官が、「あなたの努力で、ミャンマーと日本の協力と友好はこの先も発展していくだろう」と、たたえたのに対し、
渡辺会長は、今後もミャンマーの発展に尽力したい考えを示したと伝えています。
ミャンマーでは、軍による市民への弾圧が続き、国際社会から孤立が深まっていて、軍としては表彰を通じて、日本側との親密な関係をアピールしたいねらいがあるとみられます。
他ソース
https://myanmarjapon.com/newsdigest/2023/02/21-50555.php ミャンマー軍評議会 日本ミャンマー協会会長らを表彰
2023 年 2 月 21 日
ミャンマー軍評議会トップのミン・アウン・フライン国軍総司令官は2月20日、日本ミャンマー協会の渡邉秀央会長と
自民党の麻生太郎副総裁(同協会最高顧問)をミャンマーの発展と平和に貢献したとして表彰した。
国営メディアが伝えた。
首都ネピドーで開かれた式典には渡邉会長が出席し、両国のさらなる友好関係に尽力したいとの考えを示した。なお、麻生氏は式典に参加しなかった。