香川の中3少女、大阪で特殊詐欺関与の疑い 「受け子」「出し子」か
高齢女性からキャッシュカードをだまし取り、現金を引き出したとして、大阪府警は、香川県内の中学3年の少女（15）を詐欺と窃盗の疑いで逮捕し、21日に発表した。
容疑を認めているという。府警は、少女が特殊詐欺グループ内でカードをだまし取る「受け子」と、現金を引き出す「出し子」の役割を担っていたとみている。
寝屋川署によると、少女は別の人物らと共謀して1月20日、大阪府寝屋川市内の70代の無職女性からキャッシュカード1枚を詐取し、同市内のコンビニのATMで3回に分けて現金計49万6千円を引き出した疑いがある。
女性宅には男の声で「あなたの口座に還付金を振り込むことができる」「キャッシュカードが古いので新しくする必要がある」などと電話があった。
署は、その後に金融機関の担当者を名乗って女性宅を訪れたのが少女とみている。リクルートスーツにマスク姿だったという。
女性が親族に相談し、詐欺と判明。防犯カメラの映像などから、少女が関与した疑いが浮上したという。
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