急増する「恐婚族」たちの思想的背景
いま中国の女性たちの間で「上野千鶴子の著書」が大ブームになっているこれだけの理由
https://courrier.jp/news/archives/293781/

いま上野千鶴子の著作が中国の女性の間で大人気になっている。
その背景にあるのは、若い女性らの間で結婚を恐れる「恐婚族」が急増だ。

実際に、ソーシャルメディア上で「恐婚」のキーワード検索から上野千鶴子のファンの書き込みにたどり着くことができる。
2015年に中国語に翻訳された『女ぎらい』(中国語タイトルは『厭女』)が今も大きな反響を呼んでいるのだ。

『女ぎらい』は婚活やDV、モテといった現象から家父長制の核心である「ミソジニー」を分析した本だ。